住宅ローン減税とは
住宅ローン減税とは、正式名称を「住宅借入金等特別控除」といい、住宅ローンの残高の一定割合が所得税額から控除されるという減税制度のことをいいます。
平たく言うならば、「住宅ローンを利用している人に、給与から差し引かれた税金の一部を戻してくれる」というありがたい制度です。
この住宅ローン減税は、住居の取得だけではなく、住宅とともに取得される敷地についても適用されます。
また、増改築の場合も適用の対象となります。
この住宅ローン減税を受けるためには、入居した年に確定申告が必要となりますが、入居の翌年以降は、給与所得者の場合は、年末調整で控除が可能になります。
なお、平成16年度の税制改正で、住宅ローン減税制度は規模を段階的に縮小していくことが決定されました。